オフィスのアートに心理的効果あり?幸福度が増す理由とおすすめ作品をご紹介

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Googleなどを始めとした大企業では、オフィスにアートを取り入れる企業が増加傾向にあります。アートといっても著名なアーティストの作品を飾るだけでなく、オリジナルのウォールアートを施すなど、選択肢もオフィスによって個性豊かです。

実証実験では社員の幸福度が上がるといった報告もあり、オフィス×アートの新たな可能性を取り入れる企業も増えてきました。

この記事では、オフィスでアートを取り入れるとどんな効果があるのか、そしてその理由についても解説します。オフィスにおすすめのアートについてもご紹介します。

オフィスにアート…効果はあるのか?幸福度や満足度に変化も

オフィスにアートを飾るとどんな効果があるのでしょうか?今回は実証実験の結果を元に、アートの効果について解説します。

アートは社員の幸福度・満足度を上げる?

実際にアートを飾ったオフィスで仕事をする社員はアートに対してどんな心理効果を抱くのでしょうか?オフィスのウォールアートを手掛けるWASABIが実際に手掛けたオフィスに聞くと、80%以上の社員が「ポジティブな印象を受けた」という回答をしました。

その中でも多いのが、「雰囲気が良くなった」「リラックスできるようになった」という心理的効果についての回答です。

また、オフィスに飾られたアート作品に関する会話をきっかけに、よりコミュニケーションが増えたという回答もあります。オフィスにアートを飾るとポジティブな心理的効果があることがわかりました。

「効果がある」と答えた社員が半数以上

また、コワーキングスペースを提供するB-OWNDでのアンケートでは、アートが飾られているスペースで仕事する人の半数が「アートはオフィスに大きな影響を与える」と回答しています。

2社の実証実験からも、オフィスとアートの関係は、働く人にポジティブな効果をもたらすことがわかりました。だからこそ、多数の企業がオフィスにアートを飾る取り組みを始めているのです。

【参考:WASABI「今、オフィスにアートがある理由。100箇所以上の企業にアートを導入したプロが語る、オフィス×アートの意外な効果とは。」

【参考:B-OWND「オフィス×アートがもたらす効果を検証する実証実験の結果報告」

オフィスにアートがあるとプラスの心理効果をもたらす理由とは

アートがあることによるポジティブな効果は、一体何によってもたらされるのでしょうか?ここではオフィスにアートがある時にもたらされる心理効果の理由について深掘りしていきます。

①創造性・生産性を刺激する

アートがもたらす効果として大きな割合を占めるのが「創造性を刺激する」効果です。観葉植物や写真などを始めとしたアートを飾るだけでも、6割もの社員が「クリエイティビティ・生産性が高まった」と回答しています。

実際のリサーチでは、アートが飾られたオフィスで働く社員のほうが17%も生産性が高くなるという結果が出ています。この結果はアート自体の効果だけではなく、オフィス環境が良くなることによる幸福度の上昇によってももたらされたものでしょう。

②来訪者との話のきっかけになる

また、オフィスにアートを飾る効果は社員だけではありません。来訪した方へインパクトを残す効果もあります。

オフィスに飾られたアートをきっかけに、来訪者とのコミュニケーションが進んだという事例もあります。会話のきっかけにもなり、新たなイノベーションの糸口となる可能性もあるのです。

来訪者には求職者も含まれます。オフィス見学に来た際にインパクトを与え、採用活動にもポジティブな効果をもたらすでしょう。

③オフィスデザインはモチベーションになる

空間デザインの面で見ると、アートを飾ることによる効果は高いです。観葉植物や写真を飾るだけでも、何も飾られていない壁よりもずっと華やかで印象が良くなります。

視覚的な印象は日々仕事をする上でも大事です。ふとPCから顔を上げた時、疲れた時、ちょっとした時に触れられる距離にアートがあると、リラックスしやすくなります。

このように、アートがもたらす心理効果には必ず理由があります。だからこそ、アートをオフィスに取り入れる企業が増えているのでしょう。

オフィスにはどんなアートを飾るべき?効果のあるおすすめ作品

では、オフィスにはどんなアートを飾ると効果が出るのでしょうか?様々なアート作品から、オフィスにおすすめの事例をご紹介します。

オリジナリティを重視するならウォールアート

もし企業のオリジナリティを重視するなら、ウォールアートがおすすめです。

その名の通り壁に直接アートを描いてもらう形態なため、賃貸オフィスでは利用できないという欠点もあります。

しかし、壁に合わせたオリジナルのアートを施してもらうことで、さらにアートがもたらすクリエイティブな刺激をもたらしてくれることでしょう。唯一無二の作品だという点は、企業のブランディングに役立てる働きもあります。

リラックス効果をもたらすなら生花などの観葉植物

リラックス効果を重視したいのであれば、生花や観葉植物などの緑を使ったアートがおすすめです。

植物には癒しの効果があり、さらにアーティスティックな作品であれば創造性も刺激できます。設置にはオフィスの一角を使うだけなので、スペースが少なくても置けるのが利点です。

また、屋内用の樹木を使った観葉植物なども良いでしょう。エントランスに置くと来訪者にインパクトを与えることができます。

社史や社風を表現したアートもおすすめ

企業のブランディングを重視するのであれば、社史・社風を表現するオリジナルアートが合っています。

企業の歩みを表現したアートや、企業のマスコット・キャラクターを描いたアートも良いでしょう。これによって来訪者へのインパクトだけでなく、社員に会社の個性を浸透させやすくなります。団結力や組織への帰属意識を育てることができるでしょう。

まとめ

無機質なオフィスとアートは一見縁遠いように見えますが、実は社員だけでなく来訪者・求職者にも良い効果をもたらすということがわかりました。

オフィス環境を変えたいと思っているのであれば、まずはアートを飾ることから始めてみるのはいかがでしょうか?飾るアートは絵画やウォールペイントだけでなく、写真や観葉植物もおすすめです。小さなアートでも効果が出ることでしょう。

また、効果に合わせてアートを選ぶという選択肢もあります。ぜひオフィスにアートを取り入れて、企業の創造性を刺激しましょう。

 

 

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